「LISTEN NOTES」はポッドキャストのサーチエンジン

LISTEN NOTEとは?

本稿では少し変わったウェブサイト「LISTEN NOTES」を紹介します。

Listen Notes: The best podcast search engine
https://www.listennotes.com/

日本語トップページ
https://www.listennotes.com/ja/

LISTEN NOTESは、なんとポッドキャスト専用のサーチエンジンです。30万以上のポッドキャストから1800万件を超えるエピソードをデータベース化しています。英語のポッドキャストでも、日本語のポッドキャストでも検索することができます。エピソード単位でもポッドキャスト単位でも検索できます。

LISTEN NOTESの特徴

ポッドキャストを検索する作業は、iTunesやGoogleポッドキャストやSpotifyなどの他のポッドキャスト配信アプリでも可能ですが、LISTEN NOTESの最大の特徴は、特定のトピックで検索できる点です。

たとえば、試しに検索欄に「もんじゃ焼き」と日本語で入力してエピソードを検索すると、検索結果は、以下のよう見えます。もんじゃ焼きというキーワードがエピソード紹介に含まれるエピソードがリッチカード形式(写真と簡単な説明文の「カルーセル表示」)でならんで表示されます。

音声データを文字認識して検索する

ポッドキャストを利用していると、ポッドキャストの中の音声データの内容を文字認識して、その検索結果が利用できるようになれば便利ですよね。近い将来、実現しそうですよ・・。

iPhoneのSiriなどをお使いの方は実感されていると思いますが、スマホの音声認識自体は、実用的な水準まできていますよね。音声配信コンテンツが高い将来性や成長性が見込める一つのポイントですね。

音声データと文字データの相互変換が、いずれもっと身近になることを期待します。

LISTEN NOTESを開発・運営しているサンフランシスコ在住のソフトウェア開発者Wenbin Fang氏は、LISTEN NOTESについて、今後は「UIの改良」「コミュニティー機能の追加」、そして可能であれば「エピソードの音声検索機能の追加」を行なう予定だとコメントしています。

LISTEN NOTESの他の便利機能

なお、LISTEN NOTESでは、ポッドキャストのエピソードの自分用プレイリストを構築するためのツールとして使うことができます。「Listen Laterプレイリスト」をRSS経由でお気に入りのポッドキャスト再生アプリに移行できます。

ご参考に、Listen Notesを使ってポッドキャストを情報収集に使う方法をYouTubeにしている方がおられますので、リンクを張っておきます。

Listen Notesを使ってポッドキャストを情報収集に使う方法(第286回)

もちろん、ポッドキャスト名やエピソードのタイトルでも検索できます。試しに検索欄に「英会話」と日本語で入力してエピソードを検索すると、別記事「英会話ができるようになる」ことが目的の英語学習ポッドキャスト・ベスト5!で紹介した「Hapa英会話 Podcast」や同じく「台本なし英会話レッスン」のエピソードが検索上位にならんでいます。

また、海外から発信されるポッドキャストで、英語学習ポッドキャストとして利用できるものがたくさんあると思います。

LISTEN NOTESを駆使して、ぜひご自身で自分にあったコンテンツを発掘していただければと思います。

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