「himalaya(ヒマラヤ)」で英語学習ポッドキャストを利用してみよう!

himalayaとは?

himalaya」は、音声配信サービスを提供するWebサイト(https://www.himalaya.com/jp)と、その関連のスマホアプリのことを言います。himalaya は、2017年に設立されたシマラヤジャパン株式会社という会社が運営しています。

またhimalaya は、中国の巨大音声プラットフォーム『喜馬拉雅(シマラヤ)FM』(中国で6億以上のダウンロード数、月間1億2,000万以上のアクティブユーザー数)の日本語版のサービスです。

 

himalayaは、同じ音声コンテンツ配信サービスとして成長中の「Voicy」の競合といえますね。
中国オリジナルのhimalayaと、日本オリジナルのVoicy、競い合ってともに成長していってほしいと思います。

日本のhimalayaは、サービス開始から約2年が経ち、ダウンロード件数は30万回を突破し、チャンネル数は20,000以上、エピソード数は50,000以上に増加しています。また、2019年5月には有料コンテンツの配信もスタートし、2019年7月にはGoogle Playの売上ランキング(ニュース&雑誌)で8位を記録しました。日本国内の大手企業とも、次々と連携を予定しているようです。

「himalaya(ヒマラヤ)」で英語学習ポッドキャストを利用してみよう!

himalayaのトップページのメニューボタンから、「語学」(2020年7月25日現在、867チャンネルが登録されています)をクリックすると、語学関連のポッドキャストが一覧で表示されます。別記事で紹介した「Hapa英会話」をはじめ、多くの英語学習ポッドキャストが表示されます。

英語だけでなく、中国語や他の外国語のポッドキャストも多く含まれています。下にスクロールしていくとどんどん同じページ内にチャンネルが表示される仕組みになっています。800以上のポッドキャストがあるので、際限なく下に続きます。

800以上のチャンネルが、英語と中国語などの他の外国語が混ざって一つのページに入っているので、少し選びにくいですね。せめて言語ごとに分けてほしいです。
検索性がもう少し良くなると良いですね。今後に期待しましょう。

(参考)喜馬拉雅(シマラヤ)とは?

喜馬拉雅(シマラヤ)のサイト
https://www.ximalaya.com/

シマラヤジャパンの親会社「喜馬拉雅」は、上海に本社を持つユニコーン企業で、2012年にウェブ上のサービスを開始し、2013年にスマホアプリをスタートさせました。モットーは「声で人類の知恵をシェアする」。喜馬拉雅の音声配信サービスは、1億件の音声コンテンツを、20の大カテゴリーと、328の小カテゴリーに分類して提供しています。

中国では、「喜馬拉雅」以外にも多くの音声アプリがありますが、75%近くのシェアをヒマラヤが独占する一人勝ちになったようです。その理由の一つが、「PUGC(Professional Users Generated Content )」と呼ばれるシステムで、品質がバラバラになりがちな音声コンテンツの弱点を補うために、専門分野を持つ専門家がコンテンツを提供して、且つ集客する仕組みを採用しています。

 

Youtubeと違って、音声だけでコンテンツが評価される音声配信コンテンツでは、品質を評価する基準として「権威性」のような要素が重要ですよね。ポッドキャストが再評価されて今後さらに成長していくにつれて、各音声配信プラットフォームが工夫をしていくと思います。

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